あじか【簣】
竹・わらやアシなどを編んで作ったかご、ざるの類。「草刈りをのこにやつれつつ、竹の—を肩にかけ」〈太平記・二九〉
あじ‐かげん【味加減】
食物の味のよしあし。
アジか‐ナトリウム【アジ化ナトリウム】
ナトリウムのアジ化物。無色の結晶。六方晶系。加熱するとセ氏300度で窒素とナトリウムに分解する。爆発性および毒性をもつ。ナトリウムアジド。化学式NaN3
アジか‐ぶつ【アジ化物】
原子団としてN3をもつ化合物の総称。アジド基N3の共有結合性分子、およびN3−イオンの塩をさす。窒素原子を含む複素環式化合物の合成に際し、その原料となる。アジ化ナトリウムが知られる。アジド。
あじ‐かん【阿字観】
仏語。密教で、阿字に自己を含めて一切の事象をおさめ、一切がそれ自体において本来、生滅がないという理を観ずる瞑想法。