おん‐ご【温語】
あたたかみのある言葉。ものやわらかな言葉。「—をきいた事も無い」〈二葉亭・浮雲〉
おん‐じょう【温情】
あたたかみのある優しい心。思いやりのある寛大な心。「—のこもった言葉」
おん‐しょう【温床】
1 苗を早く育てるために床土(とこつち)をあたたかくした苗床。板・コンクリートなどで囲い、上をビニール・ガラスなどで覆う。熱源には堆肥(たいひ)などの発酵熱や電熱を利用。フレーム。おんどこ。《季...
おんじょう‐しゅぎ【温情主義】
1 あたたかく寛大な心で接しようとする考え方。 2 企業経営で、従業員へ温情を施すことで不満を抑え、相互の関係を平穏に維持していこうとする考え方。
おん‐てん【温点】
皮膚や粘膜の、あたたかみを感じる感覚点。全身に分布する。⇔冷点。
じょう‐み【情味】
1 物のおもむき・おもしろみ。情趣。「—豊かな夏祭り」 2 やさしい心遣い。人間らしいあたたかみ。人情味。「—のあるもてなし」「—に欠ける人」
おん‐だん【温暖】
[形動][文][ナリ]気候があたたかなさま。「—な地方」⇔寒冷。
おん‐すい【温水】
あたたかい水。湯。「—プール」⇔冷水。
おん‐しょく【温色】
1 穏やかな顔つき。 2 あたたかい感じを与える色。赤・黄・緑とそれらの間色。暖色。⇔冷色。
おん‐せい【温凊】
《「礼記」曲礼上から》子が父母に礼をもって仕え、冬は父母の身をあたたかくし、夏は涼しくすること。