あだ‐な【渾名/綽名】
《「あだ」は他・異の意》本名とは別に、その人の容姿や性質などの特徴から、他人がつける名。ニックネーム。あざな。
あだ‐な・い
[形][文]あだな・し[ク]《中世・近世語》 1 はかない。「夢まぼろしのうき世—・い命と存ずるによりて」〈狂言六義・魚説法〉 2 「あどない」の音変化。「物腰になまりあって、—・いところがかは...
あだ‐なみ【徒波/徒浪】
たいした風もないのに立つ波。変わりやすい人の心、軽々しい行為などをたとえていう語。「音にだに立てじと思ひし—のあだなる名をも流しつるかな」〈新葉・恋二〉
あだ‐ばな【徒花】
1 咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実(じつ)を伴わない物事。むだ花。「—を咲かす」「—に終わる」 2 季節はずれに咲く花。 3 はかなく散る桜花。あだざくら。「風をだに待つ程もなき—は枝に...
あだ‐ぶし【徒臥し】
1 独り寂しく寝ること。あだね。「そま人のまきの仮屋の—におとするものはあられなりけり」〈山家集・上〉 2 その場かぎりの男女の交わり。あだまくら。「かの—の因果めが煩悩を起こさせますと」〈浄・...
アダマワ‐こうげん【アダマワ高原】
《Adamawa Plateau》アフリカ中西部、カメルーン北中部にある高原。標高約1000〜1500メートルで同国を南北に二分し、ベヌエ川、サナガ川の分水嶺になっている。サバンナが広がり、牧畜...
アダマワ‐こうち【アダマワ高地】
《Adamawa Plateau》⇒アダマワ高原
アダムサイト【adamsite】
催吐性・くしゃみ性の毒ガス、ジフェニルアミンクロルアルシンの通称。発明者の米国の化学者・軍人のR=アダムズ少佐にちなむ。DM。
アダムス‐ストークス‐しょうこうぐん【アダムスストークス症候群】
心臓の拍動に異常があって脳へ流れる血液が不足するために起こる意識障害。19世紀、英国の外科医アダムス(R.Adams)と内科医ストークス(W.Stokes)がそれぞれ報告。 [補説]洞不全症候群...
アダムズ‐こくりつれきしこうえん【アダムズ国立歴史公園】
《Adams National Historical Park》米国マサチューセッツ州の都市クインシーにある国立公園。ボストンの南東郊に位置する。第2代大統領ジョン=アダムズとその息子である第6...