かぎ‐まわ・る【嗅ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 あちらこちらにおいをかいで歩く。「鼻を鳴らして—・る」 2 ある事柄を知ろうとして探り歩く。「警察が事件について—・っている」
およぎ‐まわ・る【泳ぎ回る】
[動ラ五(四)] 1 水中をあちらこちらと泳ぐ。「アヒルが池を—・る」 2 うまく世の中を渡り歩く。「巧みに政界を—・って大臣にのし上がる」
おち‐こち【遠近】
1 遠い所と近い所。あちらこちら。「鶏の声も—に聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 将来と現在。昔と今。「またまつく—兼ねて言(こと)は言へど逢ひて後こそ悔いはありといへ」〈万・六七四〉
さがし‐まわ・る【捜し回る/探し回る】
[動ラ五(四)]あちらこちらをさがして歩く。見つけ回る。「家中を—・る」
しょ‐りょう【諸陵】
多くのみささぎ。あちらこちらの御陵。
りゅう‐らん【流覧】
[名](スル)あちらこちら見てまわること。ずっと目を通すこと。「毎室を—せられんことを」〈織田訳・花柳春話〉
ほう‐かく【蓬客】
ヨモギが風に吹かれて飛ぶように、あちらこちらさすらい歩く旅人。
ひっぱり‐まわ・す【引っ張り回す】
[動サ五(四)] 1 あちらこちらと連れて歩く。「先輩に得意先を—・された」 2 思うように人を動かす。「騒動に—・される」
まき‐ちら・す【撒き散らす】
[動サ五(四)]あたり一面に広がるようにまく。また、あちらこちらに広める。「悪臭を—・す」「うわさを—・す」
ほつき‐ある・く【ほつき歩く】
[動カ五(四)]あてもなくあちらこちらと歩く。ほっつきあるく。「夜通し—・く」