きょう【嬌】
[音]キョウ(ケウ)(呉)(漢) あでやか。なまめかしい。「嬌姿・嬌笑・嬌声・嬌態/愛嬌」
いろ‐か【色香】
1 色と香り。 2 女のあでやかな顔と姿。女の色気。「—に惑う」
あで‐やか【艶やか】
[形動][文][ナリ]《「あて(貴)やか」の音変化》女性の容姿がなまめかしいさま。美しくて華やかなさま。「—にほほえむ」「—な衣装」 [派生]あでやかさ[名]
うつくし・い【美しい/愛しい】
[形][文]うつく・し[シク] 1 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。 ㋐きれいだ。あでやかだ。うるわしい。「若く—・い女性」「...
えん【艶】
[名・形動] 1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」 2 情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも—なるに」〈源・藤...
えん【艶】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]つや なまめかしい あでやか 〈エン〉 1 なまめかしい。色っぽい。「艶歌・艶冶(えんや)・艶麗/濃艶・豊艶・妖艶(ようえん)」 2 男女の情事に関...
おうみ‐おんな【近江女】
能面の一。若い女性の美しさを表現しているが、やや俗っぽいあでやかさのある女面。
きょう‐えん【嬌艶】
[名・形動]なまめかしく美しいこと。あでやかなこと。また、そのさま。「—な花房のしだれを見せた」〈嘉村・秋立つまで〉
れい‐しょく【麗色】
1 美しくのどかな景色。 2 あでやかな顔色。
び‐えん【美艶】
[名・形動]美しくあでやかなこと。美しくなまめかしいこと。また、そのさま。「フロレンスは—にして且つ富貴なれば」〈織田訳・花柳春話〉