あまっ‐たる・い【甘ったるい】
[形] 1 味や香りが度を超して甘い。嫌になるほど甘い。「—・いケーキ」 2 声や態度が、ひどく甘えていると感じられる。「—・い声でささやきかける」 3 性格や考え方がしっかりしていない。「そん...
あまっ‐たれ【甘ったれ】
[名・形動]ひどく甘えること。また、そのさまや、その人。「—な駄々っ子」
あまっ‐た・れる【甘ったれる】
[動ラ下一]かわいがってもらおうとして、ひどく甘える。また、自立心がなく、他人に頼る。「甘える」のよくない面を強調した言い方。「—・れた声」「—・れた気持ち」
あまっ‐ちょ【尼っちょ】
「尼っ子」に同じ。
あまっ‐ちょろ・い【甘っちょろい】
[形]性格や考え方などがいいかげんである。安易だ。あまちょろい。「—・い考え方」 [派生]あまっちょろさ[名]
あま‐つ【天つ】
[連語]《「つ」は「の」の意の格助詞》天の。天空の。→国つ
あま‐つ‐おとめ【天つ少女】
1 天女。「富士のねの風にただよふ白雲を—が袖かとぞ見る」〈夫木・三五〉 2 五節(ごせち)の舞姫。「豊の明り—の袖までも代々の跡をば返してぞみん」〈新葉・冬〉
あま‐つ‐かぜ【天つ風】
大空を吹く風。「—雲の通ひ路吹き閉ぢよをとめの姿しばしとどめむ」〈古今・雑上〉
あま‐つ‐かみ【天つ神】
高天原(たかまがはら)の神。また、その系列の神。→国つ神 →別(こと)天つ神「—は天の磐門(いはと)を押しひらきて」〈祝詞・六月晦大祓〉
あまつかみ‐の‐よごと【天つ神の寿詞】
「中臣(なかとみ)の寿詞(よごと)」に同じ。