あわ・てる【慌てる/周章てる】
[動タ下一][文]あわ・つ[タ下二] 1 思いがけない物事に出会って、ふだんの落ち着きを失う。うろたえる。狼狽(ろうばい)する。「突然の知らせにすっかり—・てた」 2 (「あわてて…する」の形で...
慌(あわ)てる乞食(こじき)は貰(もら)いが少(すく)ない
先を争って貰おうとすると、かえって貰いが少なくなるものである。急ぎすぎると、悪い結果を招くという戒め。
あわてん‐ぼう【慌てん坊】
落ち着きがなく、急いで事を行って失敗することの多い人。
あわてんぼうのサンタクロース
吉岡治作詞、小林亜星作曲による童謡。昭和46年(1971)発表。子供向けのクリスマス曲として知られる。
あわ‐に
[副]多く。たくさん。一説に、深く、の意とも。「降る雪は—な降りそ吉隠(よなばり)の猪養(ゐかひ)の岡の寒からまくに」〈万・二〇三〉
あわ‐に【淡に】
[副]はかなく。薄く。もろく。「うは氷—結べる紐なればかざす日かげに緩ぶばかりを」〈枕・九〇〉
あわ‐の‐くに【安房国】
⇒安房
あわ‐の‐くに【阿波国】
⇒阿波
あわの‐ぜん【粟野膳】
茨城県粟野産の折敷膳(おしきぜん)。かんな目が現れるように漆を薄黄色に塗ってある。水戸折敷(みとおしき)。
あわ‐の‐なると【阿波の鳴門】
鳴門海峡の異称。