いい‐ずし【飯鮨】
塩をして熟(な)らしたサバ・アユなどに、塩飯を詰めて元の形にもどし、積み重ねて数日から1か月間熟成させた鮨。生成(なまな)り。生熟(なまな)れ。《季 夏》
いいずな
イタチ科の哺乳類。食肉類では最小で、体長15〜20センチ、尾長2、3センチ。冬季は全身白色、夏季は背面が褐色となる。アジア北部・ヨーロッパ・北アメリカに分布。日本では北海道と東北地方北部に生息し...
いい‐ずら・う【言ひ論ふ】
[動ハ四]あれこれ言う。「綱取り掛け引こづらひありなみすれど—・ひありなみすれど」〈万・三三〇〇〉
いい‐せいい【以夷制夷】
「夷(い)を以(もっ)て夷を制す」に同じ。
好(い)い線(せん)を行(い)・く
ある程度のところまで条件・要求などを満たしている。「彼の歌は—・っている」
いい‐そ・える【言(い)添える】
[動ア下一][文]いひそ・ふ[ハ下二]言葉を付け加える。言い足す。「お礼の言葉を—・える」
いい‐そこない【言(い)損ない】
言いまちがえること。言い誤り。失言。
いい‐そこな・う【言(い)損なう】
[動ワ五(ハ四)] 1 言いまちがえる。言葉をまちがえたり、不適当なことを言ったりする。「台詞(せりふ)を—・う」 2 発言のきっかけを失ったり、言うことを忘れたりして言わないでしまう。「時間切...
いい‐そ・す【言ひ過す】
[動サ四]度を越して言う。言いすごす。「かしこく教へたつるかなと思ひ給へて、我たけく—・しはべるに」〈源・帚木〉
いい‐そそく・れる【言いそそくれる】
[動ラ下一][文]いひそそく・る[ラ下二]言いそびれる。「何遍白状しようと覚悟したか知れんが、—・れて」〈上司・石川五右衛門の生立〉