いし‐きり【石錐】
打製石器の一。石の先をとがらせたもので、回転させて使う回し錐と、前後に動かして使う突き錐とがある。日本では旧石器時代から弥生時代にかけてみられる。せきすい。
いしきりかじわら【石切梶原】
浄瑠璃「三浦大助紅梅靮(みうらのおおすけこうばいたづな)」を、三段目の切(きり)「星合寺」(現行は鎌倉八幡宮)の段を中心に上演するときの通称。特に歌舞伎でいう。
いしきり‐のみ【石切り鑿】
石を切り、また彫るのに用いる先端のとがった鋼鉄製ののみ。いしのみ。
いしきり‐ば【石切り場】
石材を切り出す所。石山。
いし‐く【石工】
山から石材を切り出し、それを刻んで細工をする職人。石切り。石屋。
イシク‐アタ【Issik-Ata/Ысык-Ата】
キルギス北部にある温泉場。首都ビシュケクの南東約80キロメートルに位置する。19世紀末より温泉保養地として知られる。8世紀頃の作とされる、薬師如来の線刻が施された岩が残っている。
イシククリ‐こ【イシククリ湖】
《Issyk-Kul'/Иссык-Куль》⇒イシククル湖
イシククル‐こ【イシククル湖】
《Issik-köl/Ысык-Көл》キルギス北東部にある湖。ロシア語名イシククリ湖。首都ビシュケクの東約180キロメートル、標高約1600メートルの高地に位置する。同国最大の面積をもつ。塩分...
イシク‐こ【イシク湖】
《Issik-köl/Ысык-Көл》⇒イシククル湖
いし‐くしろ【石釧】
古墳時代の石製の腕輪。主に碧玉(へきぎょく)製で、内径5〜6センチ、外径7〜8センチの環状に作られる。実用のものと、宝器としたものとがある。