じょう‐び【常備】
[名](スル)いつも用意しておくこと。「非常食を—しておく」
じょう‐びったり
[副]《「じょう」は「常」か。「定」ならば歴史的仮名遣いは「ヂャウ」》しじゅう。いつも。つねづね。「以前だったら、毎日のように…—になったに違いない」〈万太郎・春泥〉
じょう‐にん【常任】
いつもその任務に就いていること。「—指揮者」
しょう‐ばん【相伴】
[名](スル) 1 連れ立って行くこと。また、その連れの人。「貴公子仲間の斐誠がいつもいっしょに来る。それに今一人の—があって」〈鴎外・魚玄機〉 2 饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを...
じょう‐とくい【常得意】
いつもその店をひいきにして利用してくれる客。
じょうとう‐ご【常套語】
ある場合にいつもきまって使う言葉。
じょうとう‐しゅだん【常套手段】
同じような場合にいつもきまって使う手段。常用手段。
じょうとう‐せん【杖頭銭】
《晋の阮修(げんしゅう)がいつも杖(つえ)の頭に百文の銭をかけ、酒屋に寄って飲んだという「晋書」阮修伝の故事から》酒代の百文。
じょうしゅう‐はん【常習犯】
1 一定の犯罪を反復して行う習癖のある者が犯す罪。また、その人。常習賭博(とばく)・常習強窃盗・常習暴行傷害などは、刑の加重が定められている。慣行犯。 2 好ましくないことをいつも繰り返す者。「...
じょう‐しき【常式】
1 きまった方式。常の方式。 2 平常。ふだん。常時。いつもどおり。現代では東北・北陸地方などで、副詞的に用いる。「明日は—行く」