いなか‐もの【田舎者】
1 田舎の人。田舎育ちの人。 2 不作法な人、やぼな人をののしっていう語。また、みずからをへりくだっていう語。 [補説]作品名別項。→田舎者
いなかもの【田舎者】
《原題、(イタリア)I rusteghi》ゴルドーニによる戯曲。3幕の喜劇。1760年初演。ベネチア方言で書かれた作品。
いなか‐や【田舎家】
1 田舎の家。また、粗末な家。田家(でんか)。 2 茶室などにするために建てた田舎風の家。
いなか‐やくしゃ【田舎役者】
田舎芝居の役者。また、へたな役者。
いなか‐わたらい【田舎渡らひ】
田舎に行って生活すること。また、行商などで地方を回り歩くこと。「—しける人の子ども」〈伊勢・二三〉
いながき【稲垣】
姓氏の一。 [補説]「稲垣」姓の人物稲垣足穂(いながきたるほ)稲垣浩(いながきひろし)
いな‐がら【稲幹】
稲の茎。
い‐ながら【居乍ら】
[副] 1 (「いながらに」「いながらにして」の形で)その場にじっとしていて。その場を動かないで。「—にして世界の情勢を知る」 2 座ったままで。その場で。即座に。「—眠り入りたりける夢に」〈今...
いながらに‐して【居乍らにして】
[連語]「居乍ら1」に同じ。「—世の形勢を知る」
い‐なが・れる【居流れる】
[動ラ下一][文]ゐなが・る[ラ下二] 1 多くの人が上席から順に並んで座る。列座する。居並ぶ。「役者一同、舞台に—・れての口上」 2 芝居の裏方が、場面を転換するまでの時間が短いため、幕が開い...