今(いま)に始(はじ)め◦ぬ
前からあったことで、今急に始まったことではない。少しも変わったことではない。「弓矢取る身のならひ、—◦ぬ事なれども」〈曽我・九〉
今(いま)に見(み)ていろ
そのうちきっと仕返しをしてやる、見返してやるという気持ちを込めていう語。→今に1
いまに‐も【今にも】
[副]目前に何かが起こりそうなさま。すぐにも。今まさに。「—笑いだしそうな表情」「—壊れるかもしれない」
イマニュエル‐きょうかい【イマニュエル教会】
《Gereja Immanuel》インドネシアの首都ジャカルタの市街中心部にあるプロテスタントの教会。ムルデカ広場、ガンビル駅に近い。1839年にオランダ人建築家の設計により建造。18世紀英国で...
今(いま)の今(いま)まで
(多くあとに打消しの語を伴って用いる)たった今まで。「—知らなかった」
いま‐の‐ほど【今の程】
1 今のうち。今こうしている間。現在。「御心地悩ましとて、—うち休ませ給へるなり」〈源・宿木〉 2 今のように。これほど。「—返事をするに聞き付けぬ」〈虎寛狂・悪太郎〉
今(いま)のまさか
《「まさか」は現実・現在の意》さしあたった現在。今この時。ただ今。「さ百合花(ゆりばな)後(ゆり)も逢はむと思へこそ—もうるはしみすれ」〈万・四〇八八〉
いま‐の‐よ【今の世】
1 現在。今の時代。「—では通用しない」 2 当代の天皇。また、その御代。当代。「—のこと、しげきにまぎれて、院には参る人もなきぞ寂しげなる」〈徒然・二七〉
いま‐は【今は】
[連語]《「は」は係助詞》 1 こうなってしまった以上は。「—たれもたれもえ憎み給はじ」〈源・桐壺〉 2 《「今は限り」の略》これが最後である。これが限度だ。→今際(いまわ)「—とて天の羽衣着る...
今(いま)は限(かぎ)り
1 物事の最後。もうこれまで。「散らねどもかねてぞ惜しきもみぢ葉は—の色と見つれば」〈古今・秋下〉 2 人の死に際。臨終。「—になり給ひにし御病の末つ方」〈源・橋姫〉