いわい‐でん【祝(い)殿】
同族が合同して森などに小祠(しょうし)を建てて祭る神。
いわい‐の‐ぜん【祝(い)の膳】
祝儀のときに出される膳。熨斗(のし)・昆布・勝ち栗(ぐり)をつける習慣がある。
いわい‐の‐らん【磐井の乱】
継体天皇21年(527)に筑紫の国造(くにのみやつこ)磐井が大和朝廷に敵対して起こした乱。新羅(しらぎ)に奪われた南加羅を復興するために任那(みまな)に向かう朝廷軍を、新羅と結んだ磐井が妨害。朝...
いわい‐ばし【祝(い)箸】
祝儀、特に、正月の膳に用いる白木の箸。太箸。《季 新年》「刈柴の中から選りて—/蝶衣」
いわい‐び【祝(い)日】
祝い事のあるめでたい日。しゅくじつ。
いわい‐べ【斎瓮】
神酒(みき)を盛るための素焼きのつぼ。いんべ。「—を斎ひほりすゑ」〈万・三七九〉
いわいべ‐どき【祝部土器】
⇒須恵器(すえき)
いわい‐ぼう【祝(い)棒】
小正月の、粥占(かゆうら)・成木(なりき)責め・嫁たたきなどの行事に用いる棒。ヌルデ・柳・栗などで作る。いわいぎ。
いわい‐まく【祝(い)幕】
祝い事の際に掛ける幕。特に、歌舞伎で、襲名や初舞台などに際して後援者から贈られる特製の引幕。
いわい‐もの【祝(い)物】
祝いとして贈る物、贈られる物。