うしなわれたときをもとめて【失われた時を求めて】
《原題、(フランス)À la recherche du temps perdu》プルーストの長編小説。1913〜1927年刊。時間によって磨滅されない永遠なるものを無意志的記憶の中に見いだすに至...
うしなわれた‐にじゅうねん【失われた二十年】
日本で、1990年代初頭のバブル崩壊後、20年以上にわたって経済の停滞が続いたこと。また、その期間をいう。 [補説]バブル崩壊後の「失われた十年」を経て、2000年代半ばに金融機関や企業の不良債...
うしなわれたらぞう【失われた裸像】
《原題、(フランス)Le Nu perdu》フランスの詩人シャールの詩集。1971年刊。
うしなわれた‐わ【失われた環】
⇒ミッシングリンク1
牛(うし)に汗(あせ)し棟(むなぎ)に充(み)つ
⇒汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
牛(うし)に経文(きょうもん)
いくら説き聞かせても効き目のないことのたとえ。馬の耳に念仏。
牛(うし)に食(く)らわ◦る
一ぱいくわされる。だまされる。「—◦れだまされた」〈虎明狂・鍋八撥〉
牛(うし)に対(たい)して琴(こと)を弾(だん)ず
《中国、魯(ろ)の公明儀が牛の前で琴を弾じ、名曲を聞かせたが、牛は知らぬ顔で草を食っていたという「祖庭事苑」にある故事から》志の低い者や愚かな者に高尚な道理を説いてもわからないことのたとえ。牛に...
牛(うし)にひかれて善光寺(ぜんこうじ)参(まい)り
《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から》思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。
牛(うし)にも馬(うま)にも踏(ふ)まれず
子供が無事に育つことのたとえ。牛馬にも踏まれず。