あいだ【間】
1 二つのものに挟まれた部分や範囲。あいま。「雲の—から日がさす」「東京と横浜の—を走る電車」 2 ものとものとを隔てる空間、または時間。間隔。あいま。「—をあけて植える」「雷鳴が—をおいて聞こ...
あいちゃく‐しょうがい【愛着障害】
乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。 [補説]愛着障害を示す子供には衝動的・過...
悪運(あくうん)が強(つよ)・い
1 悪いことをしても報いを受けずに栄えている。「—・い男で、いまだ逮捕されずにいる」 2 俗に、不運からうまくのがれる。「二度も事故にあってけが一つないとは、—・い」 [補説]文化庁が発表した令...
あし‐ならし【足馴らし】
1 歩く、または走るために前もってする練習。足固め。 2 うまくできるかどうか、試しにしてみること。準備活動。下準備。「本格操業の—」
あしら・う
[動ワ五(ハ四)]《「あいしらう」の音変化》 1 応対する。応答する。「好みの違う客を巧みに—・う」 2 相手を軽んじた扱いをする。みくびって適当に応対する。「鼻で—・う」 3 素材や色などをう...
あじ‐よう【味良う】
[副]《「あじよく」のウ音便》うまく。手際よく。「おまいさん、じっとしてゐなされ、わたしが—するわいな」〈滑・膝栗毛・六〉
味(あじ)を占(し)・める
一度うまくいったことからその妙味を知り、暗に次にも同様のことを期待する。「株でもうけて—・める」
味(あじ)をや・る
1 うまくやる。うまいことをする。 2 気のきいたことをする。味なことをする。「ほんに室町の阿呆(たはけ)が—・るぞ」〈浮・禁短気・二〉
頭(あたま)と尻尾(しっぽ)は呉(く)れてやれ
相場格言の一。相場では、底値で買って最高値で売り抜けようとねらうが、なかなかうまくいかないので、上がり始めに買って下がる前に売ってしまい、ある程度の利益で満足すべきという教訓のたとえ。→利食い千人力
あっ‐せん【斡旋】
[名](スル)《「斡」は、まわす意》 1 間に入って双方をうまく取り持つこと。周旋。「職を—する」 2 労働関係調整法による労働争議の解決方法の一。労働委員会が指名した斡旋員が労使間を取りなして...