うみべのし【海辺の詩】
《原題、(フランス)Poème des rivages》ダンディの管弦楽曲。全4曲。正式名称は交響組曲「海辺の詩」。1919年から1921年にかけて作曲。
うみべのそうりょ【海辺の僧侶】
《原題、(ドイツ)Der Mönch am Meer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。荒れた海を背景に一人の僧侶が佇む光景を描いた作品。1810年、「樫の森の修道院」とともに、ベルリン美術ア...
うみべのでんせつ【海辺の伝説】
森礼子による戯曲。昭和39年(1964)「新劇」誌に掲載。翌年初演。
うみ‐ほおずき【海酸漿/竜葵】
海産の巻き貝の卵嚢(らんのう)。なぎなた状、軍配状など種々の形状があり、ホオズキと同じように口の中で鳴らして遊ぶ。特に、テングニシの団扇(うちわ)状のものをいう。《季 夏》「妹が口—の赤きかな/虚子」
うみ‐ほたる【海蛍】
ミオドコパ目ウミホタル科の甲殻類。太平洋沿岸の内湾によくみられる。体の両側に2枚の石灰質の殻をもち、殻長3ミリほど。夜間に活動し、体内から分泌された発光物質が海水に触れて青白く光る。
うみ‐ぼうず【海坊主】
1 船乗りや漁師の間に伝わる、海上に現れるという坊主姿の大きな化け物。 2 アオウミガメの別名。
うみ‐まつ【海松】
1 海岸に生えている松。 2 ウミカラマツの別名。 3 海藻「みる」にあてた「海松」の訓読み。「おぼつかな今日は子(ね)の日か海人(あま)ならば—をだに引かましものを」〈土佐〉
海(うみ)も見(み)えぬに船用意(ふなようい)
物事を早まってすること、手回しのよすぎることのたとえ。
うみ‐やなぎ【海柳】
1 ヤナギウミエラの別名。 2 アマモの別名。
うみ‐やま【海山】
1 海と山。「—のシーズン」 2 海のように深く、山のように高いこと。愛情や恩恵などの深く大きいことのたとえ。「—の御恩」 3 きわめて多いこと。たくさん。副詞的にも用いる。「言ひ分—ありといへ...