うめ‐た・てる【埋め立てる】
[動タ下一][文]うめた・つ[タ下二]川や海などに土砂を入れて埋め、陸地にする。「沼を—・てて宅地にする」
うめだ【梅田】
大阪市北区の地名。JR大阪駅や私鉄各線のターミナル駅がある。付近の繁華街は、難波(なんば)付近のミナミに対してキタとよばれる。
うめ‐ちゃ【埋め茶】
「埋め茶女郎」の略。
うめちゃ‐じょろう【埋め茶女郎】
遊女の等級。江戸の吉原で、太夫(たゆう)・格子(こうし)女郎・散茶(さんちゃ)女郎に次ぐ格下の遊女。散茶を薄めるのしゃれからという。
うめちゃ‐づくり【埋め茶造(り)】
埋め茶女郎を置いた遊女屋の店の造り。散茶女郎の店を改造して大格子(おおごうし)の内側を局(つぼね)座敷に仕立て、狭い庭をつけたもの。
うめ‐つぼ【梅壺】
《庭に紅梅・白梅が植えてあったところから》凝華舎(ぎょうかしゃ)の異称。
うめづ‐がわ【梅津川】
京都市右京区梅津近辺での桂川の称。[歌枕]「名のみして生(な)れるも見えず—井堰(ゐせき)の水ももればなりけり」〈拾遺・雑下〉
うめ‐づけ【梅漬(け)】
1 梅の実をシソの葉とともに塩漬けにしたもの。または焼酎(しょうちゅう)で漬けたもの。《季 夏》 2 ショウガ・キュウリ・大根などを薄く切って赤梅酢に漬けたもの。梅酢漬け。
うめづまさかげにっき【梅津政景日記】
秋田藩士梅津政景[1581〜1633]の日記。25冊。近世初期の秋田藩の政治・経済・社会を知る重要史料。
梅(うめ)と桜(さくら)
美しいもの、すばらしいものが並んでいることのたとえ。「—の婀娜(あだ)くらべ」