えび‐いろ【葡萄色】
赤みを帯びた紫色。エビカズラの熟した実の色。また、イセエビの色とも。
えび‐お【海老尾/蝦尾】
1 三味線や琵琶の棹(さお)の先端の、エビの尾のように反った部分。かいろうび。 2 尾がエビの尾の形に似た金魚。
えび‐かずら【葡萄葛】
1 エビヅルの別名。《季 秋》 2 ブドウの古名。〈和名抄〉 3 かもじのこと。「—してぞ繕ひ給ふべき」〈源・初音〉
えび‐カツ【海老カツ】
エビのすり身に小麦粉・とき卵・パン粉をつけ、油で揚げたもの。「—バーガー」
えび‐がた【海老型】
飛び込み競技や競泳スタートでの、空中姿勢の一。エビのようにからだを腰の部分で二つに折る型。パイク。
えび‐がため【海老固め】
レスリングの技の一。一方の手で相手の首の後ろを巻き、他方の手でひざの後ろを巻いて、相手のからだをエビのように曲げながらフォールする。
えび‐がに【海老蟹/蝦蟹】
ザリガニの別名。
えびがら‐すずめ【蝦殻天蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張12センチくらい。体は灰褐色、腹部の両側に赤色の列があり、エビに似る。夜行性で、吻(ふん)が長く、筒状の花の蜜を吸う。幼虫はサツマイモやヒルガオなどの葉を食べる。...
えび‐こうりょう【海老虹梁/蝦虹梁】
エビのように湾曲した虹梁。側柱と本柱など、高低差のある所に用いる。唐様建築の特色の一。
えび‐こおろぎ【海老蟋蟀/蝦蟋蟀】
カマドウマの別名。《季 秋》