オブザーバー‐こっか【オブザーバー国家】
国連などの国際機関や国際会議で、正式な加盟国や参加国以外に、一定の参加資格を与えられた国のこと。会議に出席して発言したり提案することはできるが投票権はないなどの制限がある。→国連オブザーバー
お‐びと【首】
《「おおひと(大人)」の音変化という》 1 長官。首領。「汝(な)は我が宮の—たれ」〈記・上〉 2 古代の姓(かばね)の名の一。伴造(とものみやつこ)など地方の小豪族に与えられた。おうと。
オプトバイスタビライザー【optobistabilizer】
光双安定素子。光の入力信号に対して2種類の光の出力信号を持つヒステリシス特性を持った素子。光の増幅器・スイッチ・振幅制限器などへの応用が考えられている。
お‐めぐり【御回り】
1 宮中で、夏の土用中に供えられた味噌煮の団子。 2 飯の菜、あるいは菜を盛る器をいう女房詞。 3 すりこ木をいう女房詞。 4 月経。つきのもの。
おみ【臣】
1 主君に仕える人。臣下。 2 姓(かばね)の一。古代、有力な豪族に与えられた、連(むらじ)と並ぶ最も高い家柄。天武天皇の八色(やくさ)の姓では第六位。
おの‐ら【己等】
[代] 1 一人称の人代名詞。われら。自分たち。「—がいとけなきを見捨てて」〈宇津保・俊蔭〉 2 二人称の人代名詞。相手を卑しめののしっていう語。おまえら。きさまら。「—が口からいひにくくば」〈...
おに‐どの【鬼殿】
鬼・妖怪が住むという家。特に平安時代、京都三条の南にあった、憤死したと伝えられる藤原朝成の家をさす。「此の三条よりは北、東の洞院よりは東の角は—と云ふ所也」〈今昔・二七・一〉
オデュッセイア【Odysseia】
古代ギリシャの長編叙事詩。24巻約1万2000行。ホメロス作と伝えられる。前8世紀ごろ成立。オデュッセウスが、トロイア戦争からの凱旋(がいせん)の帰途に体験した10余年の漂流と、不在中に王妃ペネ...
オトゥスコ【Otuzco】
ペルー北部の都市カハマルカにある遺跡。市街の北東約8キロメートルに位置する。岩山の崖に300以上もの穴があけられ、10世紀頃まで墓として用いたと考えられている。オトゥスコの窓。
おとうかし【弟猾】
伝説上の人物。大和の菟田県(うだあがた)の豪族の長。神武天皇を暗殺しようとした兄の兄猾(えうかし)を密告。功により猛田邑(たけだのむら)を与えられた。