おお‐べし【大癋】
能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に、大鼓(おおつづみ)・小鼓・太鼓で演奏する。大癋見(おおべしみ)の面をつける天狗(てんぐ)・魔王などの登場時に用い、歌舞伎の時代だんまりにも用いる。
おお‐べしみ【大癋見】
能面の一。癋見の一種。目を見開き、小鼻を張り、口をぐっと結んだ大形の面。天狗(てんぐ)に用いる。
おお‐べや【大部屋】
1 大きな部屋。 2 劇場・映画撮影所の楽屋などにある、専用の控室を持てない俳優たちが雑居している部屋。また、その俳優。 3 病院で、大ぜいの患者が入院している広い部屋。 4 江戸時代、大名屋敷...
おお‐べら【大べら】
[形動][文][ナリ]人目を気にせずにするさま。大っぴら。「精神的娯楽なら、もっと—にやるがいい」〈漱石・坊っちゃん〉