か‐のう【嘉納】
[名](スル) 1 献上品などを目上の者が快く受け入れること。「御—にあずかる」 2 進言などを高位の者が喜んで聞き入れること。「彼女の思想なり行為なりは…全能者の—し寛恕すべき種類のものだ」〈...
かのう‐きん【化膿菌】
化膿の原因となる細菌。ぶどう球菌・連鎖球菌・緑膿菌など。
かのう‐ざん【鹿野山】
千葉県南部、君津市と富津市の境にある山。標高379メートル。神野寺(じんやじ)がある。
かのう‐じごろう【嘉納治五郎】
[1860〜1938]柔道家・教育者。兵庫の生まれ。柔術諸流を集大成して近代柔道を創始。講道館を設立。東京高等師範学校校長を務め、体育教育全般の発展にも貢献。日本の初代IOC(国際オリンピック委...
かのう‐せい【可能性】
1 物事が実現できる見込み。「成功の—が高い」 2 事実がそうである見込み。「生存している—もある」 3 潜在的な発展性。「無限の—を秘める」 4 認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいない...
かのうせい‐ずいまくえん【化膿性髄膜炎】
化膿菌によって起こる髄膜炎。菌が頭部外傷や中耳炎などから波及したり、膿胸や心内膜炎などの病巣から血流によって運ばれたりして起こる。頭痛・発熱・意識混濁などの症状を呈する。細菌性髄膜炎。
かのうせい‐にくがしゅ【化膿性肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》⇒血管拡張性肉芽腫
かのうせいのぶんがく【可能性の文学】
織田作之助による評論。昭和21年(1946)「改造」誌に発表。
かのう‐どうし【可能動詞】
五段(四段)活用の動詞が可能の助動詞「る(れる)」を吸収して、下一段活用に転じ、可能の意味を表すようになったもの。「書ける」「泳げる」「読める」の類。命令形はない。 [補説]現在では、五段活用以...
かのう‐は【狩野派】
日本画の一流派。室町中期に起こり、武家政権の庇護のもとに、日本画の主流を占めつつ、江戸時代を通じて将軍家御用絵師としての家業を世襲した。始祖の正信は、禅僧の宋元画を継いで水墨画を主とし、その子の...