お‐だい【御代】
「代金」の尊敬語・美化語。「—は見てのお帰り」
お‐だい【御台】
《「御台盤」の略》 1 飯・菜などを盛った器をのせる長方形の台。「—に、はしの台ばかりすゑたり」〈宇治拾遺・七〉 2 飯(めし)をいう女性語。「二合半の盛り切り—、咽(のど)に詰まって」〈浄・宵庚申〉
お‐だい【御題】
1 新年の宮中行事「歌御会始め」に天皇が出す題。勅題。御題(ぎょだい)。 2 詩歌や川柳2、落語の三題噺(さんだいばなし)、謎掛けなどの題の美化語。「今週の—は雪見」 [補説]1はかつて「御題(...
おだい【穏ひ】
[形動ナリ]穏やかなさま。「心も—に思ひて」〈続紀宣命・五一詔〉
おだい‐がい【御台匙】
飯を盛るのに使う杓子(しゃくし)。飯匙(いいがい)。「もはやそのままこれの家主になれ。明日から—を渡さうぞ」〈咄・醒睡笑・六〉
お‐だいし【御大師】
「大師」を敬っていう語。特に、弘法大師をさす。
おだい・し【穏ひし】
[形シク]《形容動詞「おだい」の形容詞化》穏やかなさま。おだし。「頼もしく—・しくあり」〈続後紀宣命・一詔〉
おだいじ‐に【御大事に】
[連語]相手の体をいたわる心持ちを表すあいさつの言葉。「どうぞ、—」
御代(おだい)は見(み)てのお帰(かえ)り
⇒代は見てのお帰り
お‐だいば【御台場】
江戸幕府が江戸品川沖に築いた砲台。特にそのうち、品川台場をさす。 ⇒台場