おいつめられたおとこ【追いつめられた男】
《原題、(フランス)L'homme traqué》カルコの小説。1922年刊。下層社会の人々の生活を描き、同年のアカデミーフランセーズ小説賞を受賞。
おいつめる【追いつめる】
生島治郎のハードボイルド小説。昭和42年(1967)刊行。同年、第57回直木賞受賞。昭和47年(1972)映画化。
おい‐つ・める【追(い)詰める】
[動マ下一][文]おひつ・む[マ下二]逃げ場のないところまで追い込む。ぎりぎりのところまで追及する。「犯人を袋小路に—・める」「野党が政府を—・める」 [補説]書名別項。→追いつめる
おい‐づき【老い月】
陰暦14日以後の月。
おい‐づ・く【老い就く】
[動カ四] 1 年寄りになる。年老いる。「かく恋ひば—・くあが身けだし堪(あ)へむかも」〈万・四二二〇〉 2 年寄りじみる。年寄りめく。「ただ今、かう…まだきに(=マダ幼イノニ)—・かすまじうは...
おい‐て【追(い)手】
逃げる敵や罪人などを追いかける人。おって。
おい‐て【追風】
後ろから吹いてくる風。進む方向に吹く風。順風。おいかぜ。「—に帆を上げる」
おい‐て【於て】
[連語]《動詞「お(置)く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》(「…において」の形で用いる) 1 場所を表す。…で。…にて。「東京に—大会を挙行する」 2 時間を表す。…のとき...
おい‐て【措いて】
[連語]《動詞「お(措)く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》(「…をおいて」の形で、多く下に打消しの語を伴う)…を除いて。…以外に。「君を—ほかに人はない」
おいてき‐ぼり【置いてきぼり】
「置いてけぼり」に同じ。「早くしないとまた—を食うおそれがある」〈漱石・坑夫〉