そっ‐こう【速攻】
[名](スル) 1 競技・試合などで、相手にすきを与えず機敏に攻撃すること。また、そのような攻撃。「—して敵の機先を制する」 2 《俗語。「即行」「ソッコー」とも書き、副詞的に用いる》すぐさま。...
そそぎ【注ぎ】
《古くは「そそき」》水などが飛び散ってかかること。「くだら川かはせをはやみあかごまのあしの—に濡れにけるかな」〈古今六帖・三〉
そそ・ぐ【注ぐ/灌ぐ】
[動ガ五(四)]《室町時代ごろまで「そそく」》 1 ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」 ㋑雨や雪などがとぎれなく降りかかる。「雨が—・ぐ」「降り—・ぐ」 2 ㋐流し入れる。また、容器...
そく‐せんりょく【即戦力】
訓練や準備をしなくてもすぐに使える戦力。「—としての期待がかかる」
そで‐しぐれ【袖時雨】
袖に涙が落ちかかるのを、しぐれにたとえていう語。袖のしぐれ。「月もかたぶく胸の闇、髪のおくれのばらばらと、子に迷ひゆく—」〈読・本朝酔菩提・三〉
そうろ‐の‐しつ【霜露の疾】
寒さのためにかかる病気。
袖(そで)に時雨(しぐ)・る
袖に時雨が降りかかる。袖に涙が落ちるたとえ。「我ながら思ふか物をとばかりに—・るる庭の松風」〈新古今・雑中〉
そで‐の‐しずく【袖の雫】
袖にかかる涙。「よそにふる人は雨とも思ふらむ我が目にちかき—を」〈和泉式部集・上〉
そう‐ゆ【桑楡】
1 クワとニレ。また、広く樹木をいう。 2 夕日が樹木の枝にかかること。夕方。夕日。 3 一生の終わりの時期。晩年。「おのれは今六十にとなり—かげせまれば」〈近世畸人伝〉
そら‐に‐みつ
[枕]「大和(やまと)」にかかる。「—大和を置きて」〈万・二九〉 [補説]古来の枕詞「そらみつ」を「そらにみつ」と用いたのは柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)とされる。