あらたま‐の【新玉の/荒玉の】
[枕]「年」「月」「春」「来経(きへ)」などにかかる。かかり方未詳。一説に、年月の改まる意からとも。「—年は果つれど」〈万・二四一〇〉 「—来経往(きへゆ)く年の」〈万・八八一〉
あや・む【怪む】
[動マ下二]不審に思う。あやしむ。「おきてゆく涙のかかる草まくら露しげしとや人の—・めむ」〈千載・恋三〉
アメリカ‐はし【アメリカ橋】
《Puente de las Américas》パナマの首都パナマ近郊の町バルボアにある橋。全長約1650メートル。パナマ運河の太平洋側口に位置する。2004年にセンティニアル橋が建設されるまで...
あつりょく‐ていこう【圧力抵抗】
流体中を物体が動くとき、物体表面に直角にかかる応力の合力として得られる抵抗。流線形ではほとんど零となる。
あま‐ごもり【雨隠り/雨籠もり】
[枕]雨に降られて隠(こも)る笠の意から、「三笠(みかさ)」にかかる。「—三笠の山を高みかも」〈万・九八〇〉
あま‐おぶね【海人小舟/蜑小舟】
[名] 1 海人の乗る小舟。「白波の八重折るがうへに—はららに浮きて」〈万・四三六〇〉 2 アマオブネガイの別名。
[枕]船が停泊することを「泊(は)つ」というところから、「はつ」にかかる。...
あまくも‐の【天雲の】
[枕]雲が浮かび漂うところから、「たゆたふ」「ゆくらゆくら」「別る」などにかかる。「—たゆたひやすき心あらば」〈万・三〇三一〉
あま・える【甘える】
[動ア下一][文]あま・ゆ[ヤ下二] 1 かわいがってもらおうとして、まとわりついたり物をねだったりする。甘ったれる。「子供が親に—・える」 2 相手の好意に遠慮なくよりかかる。また、なれ親しん...
あま‐さかる【天離る】
[枕]《「あまざかる」とも》空のむこうに遠く離れている意から、「ひな」「向かふ」にかかる。「—夷(ひな)にはあれど」〈万・二九〉
あて‐びと【貴人】
高貴な人。上品な人。貴族。「かかる筋(=男女関係)のもの憎みは—も(下人モ変ワリノ)なきものなり」〈源・東屋〉