き【寄】
[音]キ(呉)(漢) [訓]よる よせる [学習漢字]5年 1 頼ってよりかかる。身をよせる。「寄寓・寄宿・寄生・寄留」 2 人に物をあずける。送り届ける。「寄稿・寄進・寄贈・寄託・寄付」 3 ...
かすみ【霞】
1 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「—がたなびく」《季 春》「指南車を胡地に引去る—かな/蕪村」 2 (「翳...
かすが【春日】
《「春日」の表記は、地名「かすが」にかかる枕詞「はるひ」を当てたもの》 奈良市およびその付近の称。特に、春日大社のあたり。
福岡県の市。福岡市の南に位置し、住宅地。自衛隊の春日原基地がある。...
かず・ける【被ける】
[動カ下一][文]かづ・く[カ下二] 1 責任などを押しつける。人のせいにする。転嫁する。「罪を人に—・ける」 2 かこつける。事寄せる。口実にする。「出張に—・けて私用を足す」 3 頭にかぶせ...
ガス【(オランダ)・(英)gas】
1 気体。「—状星雲」 2 燃料用の気体。特に、都市ガスのこと。「—を引く」「—管」 3 「毒ガス」の略。「—マスク」 4 濃い霧。「山頂付近に—がかかる」 5 ガソリンのこと。「—欠」 6 「...
風邪(かぜ)を引(ひ)・く
1 風邪にかかる。 2 薬や食品などが、空気や湿気に触れて変質する。また、鮮度が落ちる。「湿布薬が—・く」「海苔が—・く」
かしのみ‐の【樫の実の】
[枕]樫の実、すなわちどんぐりは一つずつなるところから、「ひとり」「ひとつ」にかかる。「—ひとりか寝(ぬ)らむ」〈万・一七四二〉
かす・む【霞む/翳む】
[動マ五(四)] 1 霞(かすみ)がかかる。霞がたちこめる。「—・んだ空」《季 春》 2 霞がかかったような状態になる。ぼんやりして、物の姿や形がはっきり見えなくなる。「雨に—・む街」 3 (...
かぜのと‐の【風の音の】
[枕]はるかな風の音の意から、「遠き」にかかる。「—遠き吾妹(わぎも)が着せし衣(きぬ)」〈万・三四五三〉
かさあみ‐りょう【笠網漁】
愛知県新城市出沢(すざわ)地区で行われる鮎(あゆ)漁。地区内を流れる豊川(とよがわ)にかかる鮎滝を遡上しようと跳躍する鮎を、笠網という網ですくい取る。江戸時代寛永(17世紀初)ごろに始まる漁法。