かき‐まわ・す【掻き回す】
[動サ五(四)] 1 手や道具をある物の中に入れて、ぐるぐるまわす。「風呂の湯を—・す」 2 中のものをいじって、乱雑にする。「机の中を—・す」 3 混乱やもめごとを生じさせる。「彼の発言が会議...
かき‐みそ【牡蠣味噌】
細かく切ったカキの身を、砂糖・味醂(みりん)などで調味した味噌と合わせて煮つめたもの。宮城県松島の名物。
かき‐みだ・す【掻き乱す】
[動サ五(四)] 1 かき回すようにして乱れさせる。「髪を—・す」 2 落ち着きのある状態を、混乱させる。「秩序を—・す」
かき‐みだ・る【書き乱る】
[動ラ四]とりとめもなく書き散らす。「げにそこはかとなく—・り給へるしもぞ」〈源・明石〉
かき‐みだ・る【掻き乱る】
[動ラ四]心の平静や物事のまとまりが失われる。「いとど心のうちは—・りて」〈狭衣・四〉 [動ラ下二]「かきみだれる」の文語形。
かき‐みだ・れる【掻き乱れる】
[動ラ下一][文]かきみだ・る[ラ下二]みだれる。混乱する。「相次ぐ不幸に心は—・れる」
かき‐むし・る【掻き毟る】
[動ラ五(四)]つめや指先でひっかくようにしてちぎりとる。また、むやみにひっかく。「髪の毛を—・る」
かき‐めし【牡蠣飯】
カキの身を入れた炊き込み飯。汁をかけるものもある。《季 冬》「—の釜画きたる行灯かな/鳴雪」
かき‐もち【欠(き)餅】
1 餅を薄く切って干したもの。焼いたり油で揚げたりして食べる。 2 正月の鏡餅を、刃物で切るのを忌み、手や槌(つち)で欠いて割ったもの。《季 冬》
かき‐もち【柿餅】
干し柿あるいは熟し柿をすりつぶし、米粉と練り合わせて蒸し、短冊形に切った餅菓子。山城国宇治辻の坊の名産。