あ‐が‐ほとけ【吾が仏】
1 自分が信仰する仏。念持仏(ねんじぶつ)。「—顔くらべせよ極楽の面(おもて)おこしは我のみぞせむ」〈仲文集〉 2 自分の信頼し敬っている人や僧に呼びかける語。「—(=横河僧都)京に出で給はばこ...
たすき‐がけ【襷掛(け)】
1 たすきをかけること。また、その姿。 2 ひもや縄などを斜めに交差させてかけること。 3 子供の髪置(かみおき)の祝いに用いる麻苧(あさお)。 4 ⇒襷反(たすきぞ)り 5 「襷掛け人事」の略。
だて‐めがね【伊達眼鏡】
実際はかける必要がないのに、外見を飾るためにかける眼鏡。
そび・く【誘く】
[動カ五(四)] 1 さそいをかける。だましてさそう。「重々しく—・きかけると、酒井は事も無げな口吻(くちぶり)」〈鏡花・婦系図〉 2 無理やりに引っぱっていく。しょびく。「山主公のお館へ、—・...
そそ・ぐ【注ぐ/灌ぐ】
[動ガ五(四)]《室町時代ごろまで「そそく」》 1 ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」 ㋑雨や雪などがとぎれなく降りかかる。「雨が—・ぐ」「降り—・ぐ」 2 ㋐流し入れる。また、容器...
たい‐ぎ【大儀】
[名・形動] 1 即位式・朝賀など、朝廷で行われる最も重要な儀式。大典。→中儀 →小儀 2 重大な事柄。大事なこと。「—の前の小儀」 3 やっかいなこと。また、そのさま。おっくう。めんどう。「今...
手(て)を出(だ)・す
1 手を使って、対象となるものに動作をしかける。「ごちそうに—・す」「高めのボールに—・す」 2 暴力を振るう。また、けんかをしかける。「口より先に—・す」 3 新たに関与する。「株に—・す」 ...
たすき【襷/手繦】
1 和服の袖やたもとがじゃまにならないようにたくし上げるためのひも。背中で斜め十文字に交差させ両肩にまわして結ぶ。 2 一方の肩から他方の腰のあたりに斜めにかける、輪にした細長いひも。「次走者に...
手(て)を掛(か)・ける
1 人手を費やす。手数をかける。手間をかける。「—・けた料理」 2 自分の手で行う。手掛ける。「民子は私が—・けて殺したも同じ」〈左千夫・野菊の墓〉 3 手出しをする。盗みをする。「人の物に—・ける」
ぱらっ‐と
[副] 1 物がまばらにあるさま。「村には家が—点在している」 2 少量のものをふりかけるさま。「ごま塩を—かける」