かけ‐だ・す【駆(け)出す/駈け出す】
[動サ五(四)] 1 駆けはじめる。また、駆ける。「馬が急に—・す」 2 外へ駆けて出る。「悲鳴を聞いて通りへ—・す」 3 ある所から逃げて出る。出奔する。「自分の家を—・すのかい」〈紅葉・多情多恨〉
かけ‐ちから【懸け税】
上代、神社の玉垣にかけて神にささげた稲の初穂の束。懸け稲。「—千税(ちぢから)余り百税(いほちから)を」〈祝詞・同神嘗祭〉
かけ‐ちがい【掛(け)違い】
かけちがうこと。「ボタンの—」
かけ‐ちが・う【掛(け)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 行き違う。「—・って会えなかった」 2 考え方などが食い違う。「話がどこか—・っている」 3 まちがった所にかける。かけまちがえる。「電話を—・う」
かけ‐ちょう【掛(け)帳】
掛け売りの品物や代金を記しておく帳簿。
かけ‐ぢゃや【掛(け)茶屋】
路傍や公園などによしずを差し掛けて腰掛けを置き、通行人を相手に茶や菓子を供する茶屋。腰掛け茶屋。
かけっ‐くら【駆けっ競/駈けっ競】
「駆け競(くら)べ」に同じ。「人力車と—をして」〈鏡花・義血侠血〉
かけっ‐こ【駆けっこ/駈けっこ】
[名](スル)「駆け競(くら)べ」に同じ。
か‐けつ【可決】
[名](スル)会議で、提出議案の承認を決定すること。「賛成多数で—する」⇔否決。
か‐けつ【果決】
決断がすばやいこと。果断。