かけ‐なげ【掛(け)投げ】
相撲のきまり手の一。相手の差し手を小手に巻き、巻いた側の足を相手の内またに入れ、はね上げるようにして投げる技。絡(から)み投げ。けんけん。
かけ‐なわ【掛(け)縄】
1 馬の口につける縄。〈和名抄〉 2 鳴子(なるこ)を引き鳴らす縄。「時しあれば田子の—永き日もなほいとなくや早苗取るらん」〈夫木・七〉 3 つるべを引き上げる縄。つるべなわ。「つるべの—繰り返...
かけ‐ぬ・ける【駆(け)抜ける/駈け抜ける】
[動カ下一][文]かけぬ・く[カ下二] 1 走って通り過ぎる。走って通り抜ける。「敵陣を一気に—・ける」「伊勢路を—・ける」「激動の時代を—・ける」「記憶が映像となってまぶたの裏を—・けた」 2...
かけ‐ね【掛(け)値】
1 値切られることを予想して、実際の販売価格よりも値段を高くつけること。また、その値段。「当店は—は致しません」 2 物事を大げさに言うこと。「—のない話、彼は優秀だ」「この本は—なしに面白い」
かけ‐ねんぶつ【掛(け)念仏】
念仏講などで、大勢が声高に念仏をとなえること。鉦(かね)や木魚をたたくこともある。かけねぶつ。
かけ‐の‐うお【懸(け)の魚】
1 漁がうまくいったお礼として漁師が神に供える魚。かけざかな。かけのいお。 2 正月の飾り物として幸い木につるす魚。かけのいお。《季 新年》
かけ‐はぎ【掛け接ぎ/掛け矧ぎ】
布が破れたりしたときに、ついだ所がほとんどわからないようにはぎ合わせる方法。かけつぎ。
かけ‐はし【懸(け)橋/掛(け)橋/桟/梯】
1 険しいがけに沿って通行するために板を棚のようにさしかけて造った道。桟道。 2 谷や川など、水の上にかけ渡した橋。 3 橋渡し。なかだち。「両国親善の—となる」 4 はしご。階段。〈和名抄〉
かけはし‐がわ【梯川】
石川県南西部を流れる川。小松市南部の山地に源を発する大杉谷川と郷谷(ごうたに)川が合流してできた川。さらに、いくつかの支流を合わせ小松市安宅(あたか)で日本海に注ぐ。長さ42キロ。下流域は水田地...
かけ‐はずし【掛(け)外し】
1 掛けたり外したりすること。 2 魚釣りで、釣り針が水中で物にひっかかったときに外す道具。