かさ‐ぎ【笠木】
鳥居や門・塀・手すりなどの上端に渡す横木。冠木(かぶき)。
かさぎ【笠置】
京都府南部、相楽郡の地名。木津川が東西を貫流し、その南に笠置山・笠置寺がある。
かさぎがた‐とうろう【笠置形灯籠】
笠置山の道しるべに立てたものにかたどって作ったとされる灯籠。
かさぎ‐さんち【笠置山地】
奈良県・京都府・三重県にまたがる山地。最北端に笠置山がある。南部は大和(やまと)高原とよばれる。
かさぎ‐ちょう【笠置町】
⇒笠置
かさぎ‐でら【笠置寺】
笠置山上にある真言宗智山派の寺。山号は鹿鷺(ろくろう)山。大友皇子(おおとものおうじ)(弘文天皇)の創建と伝える。古くから弥勒(みろく)信仰の霊地とされ、建久3年(1192)貞慶(じょうけい)の...
かさぎ‐やま【笠置山】
京都府南部、笠置町にある山。標高324メートル。山上に笠置寺がある。
かさぎ‐れんが【笠着連歌】
中世以降、寺社の祭や法会に行われ、参詣人などが自由に参加できた、庶民的な連歌。着座した連衆(れんじゅ)以外は、立ったまま笠もぬがずに句を付けたので、この名がついた。花の下(もと)連歌の流れをくむもの。