さい‐ど【彩度】
色相・明度とともに、色の三属性の一。色の鮮やかさの度合い。色の純度。飽和度。
ざいもく‐ぶぎょう【材木奉行】
1 中世、幕府・寺社などの造営工事の際、材木の調達・管理をつかさどった役。 2 江戸幕府の職名。作事奉行のもとで、造営用の材木の調達・管理にあたった。のち、石奉行を兼任し、以後、材木石奉行と称した。
じ‐もく【除目】
平安時代以降、大臣以外の諸官職を任命する朝廷の儀式。地方官を任命する春の県召(あがためし)の除目、京官を任命する秋の司召(つかさめし)の除目のほか、臨時の除目もあった。除書。
しめ‐やか
[形動][文][ナリ] 1 ひっそりと静かなさま。心静かに落ち着いているさま。「—に語り合う」 2 気分が沈んでもの悲しげなさま。しんみりとしたさま。「通夜が—に行われる」 3 女性の容姿・態度...
じもく‐の‐かん【耳目の官】
1 耳と目。聴覚・視覚の器官。 2 監察をつかさどる官。
しみ‐かえ・る【染み返る/沁み反る】
[動ラ四] 1 色や香りなどが強くしみ込む。深くそまる。「丁字(ちゃうじ)に黒むまで—・りたる一襲(かさね)」〈狭衣・一〉 2 深く心を打たれる。しみじみとする。「—・り給へる御声の山の鳥どもも...
しみず【清水】
狂言。茶の水をくみに行かされた太郎冠者が、鬼に手桶を取られたと偽って帰り、手桶をさがしにいった主人を鬼に化けて脅すが、声で見破られる。
しま‐ぎ【島木】
島居の笠木(かさぎ)の下にあり、柱頭の上にのっている長い横材。
釈迦(しゃか)に説法(せっぽう)
知り尽くしている人にそのことを説く愚かさのたとえ。釈迦に経(きょう)。
しぶ‐がき【渋柿】
《古くは「しぶかき」とも》実が赤く熟しても渋みの抜けない柿。さわし柿や干し柿にして食用、また、柿渋の原料とする。《季 秋》「—の滅法生りし愚かさよ/たかし」 [補説]書名別項。→渋柿