び【媚】
[音]ビ(漢) [訓]こびる 1 なまめかしくする。色っぽい。「媚態・媚薬」 2 こびへつらう。「佞媚(ねいび)」 3 あでやかで美しい。「風光明媚」
腸(はらわた)を断(た)・つ
1 悲しみに激しく心が痛む。断腸の思いをする。「—・つ気持ちで別れを告げる」 2 おかしくて大笑いする。「さしもあさましき最中に人々の皆—・つ」〈盛衰記・三四〉
ひと‐なつかし・い【人懐かしい】
[形][文]ひとなつか・し[シク]ことさら人が懐かしく思われる。人恋しい。「—・い気持ちが募る」
ふき‐いだ・す【吹き出だす/噴き出だす】
[動サ四]「吹き出す」に同じ。「北八をかしく—・しながら」〈滑・膝栗毛・四〉
ファニー‐ボーン【funny bone】
ひじ先の上腕骨の内側の部分。尺骨神経が通っていて、たたくと腕や手がしびれるような感じがする。 [補説]語源不詳。上腕骨を意味するhumerus(ヒューメラス)がhumorous(ヒューモラス)と...
びら‐しゃら
[副](スル)女性がなまめかしく振る舞うさま。びらりしゃらり。「其奴等(そいつら)ア座敷で—しやがるだけで」〈木下尚江・良人の自白〉
身(み)の置(お)き所(どころ)がな・い
その場にいられない。いたたまれない。「恥ずかしくて—・い」
み‐ごしらえ【身拵え】
[名](スル)何かをするために服装を整えること。みじたく。「恥ずかしくないように—する」
はら‐の‐かわ【腹の皮】
1 腹部の皮。 2 《「腹の皮を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。「行儀作法は、狗(ゑのころ)を屋根へ上げたやうで、さりとはさりとは—」〈浄・忠臣蔵〉
ゆえ【故】
1 事の起こるわけ。理由。原因。「—あって母方の姓を継ぐ」「—のないいらだち」「—ありげな顔」 2 りっぱな経歴。由緒(ゆいしょ)。来歴。「—ある家の出」 3 趣。風情。「前栽などもをかしく—を...