金(かね)が唸(うな)・る
ありあまるほど多く金銭を持っている。「幸にも金庫には—・るし」〈蘆花・黒潮〉
かね‐がえ【金替/銀替】
両替。また、両替商。「—の手代」〈浮・永代蔵・一〉
金(かね)が落(お)・ちる
その場所で金が使われる。「観光地に—・ちる」
金(かね)が敵(かたき)
1 金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりするということ。 2 金銭は尋ねる敵のようで、なかなか手に入らないということ。
金(かね)が子(こ)を生(う)・む
金銭が利子がついてだんだん殖えていく。「その後(のち)大(だい)ぶ—・んでからは」〈鴎外・雁〉
かね‐がさ【金嵩】
金銭の量。金額。
かねがさき【金ヶ崎】
福井県敦賀(つるが)市にある岬。また、同市北東部の地名。金崎城跡と金崎宮がある。
かねがさき‐ぐう【金崎宮】
福井県敦賀市金ヶ崎にある神社。祭神は尊良(たかなが)親王・恒良(つねなが)親王。明治23年(1890)に創建。
かねがさき‐じょう【金崎城】
福井県敦賀市金ヶ崎にあった城。延元元年=建武3年(1336)新田義貞(にったよしさだ)が後醍醐(ごだいご)天皇の皇子、恒良(つねなが)・尊良(たかなが)の両親王を奉じて足利勢と戦った所。
かね‐がた【金型】
金属製の鋳型。