ねっ‐から【根っから】
[副] 1 はじめから。もとから。ねから。「—の都会育ち」「—の商人」 2 (打消しの語や否定的な表現を伴って)少しも。全然。まったく。ねから。「—当てにしていない」「計算が—駄目だ」
さいずる‐や【囀るや】
[枕]外国の言葉は聞き取りにくく、鳥がさえずるように聞こえるところから、外国の意味の「唐(から)」、または、それと同音の「から」にかかる。「—韓臼(からうす)に搗(つ)き」〈万・三八八六〉
なつくさ‐の【夏草の】
[枕] 1 夏草の生い茂る野の意から、「野」を含む地名「野島」に掛かる。「—野島が崎に舟近付きぬ」〈新拾遺・羇旅〉 2 夏草が日に照らされてしなえる意から、「思ひ萎(しな)ゆ」に掛かる。「—思ひ...
シェイクスピアぜんしゅう【シェイクスピア全集】
劇作家・評論家の福田恆存の個人訳によるシェークスピアの作品集。昭和30年(1955)から昭和32年(1957)にかけて河出書房から刊行。昭和30年(1955)の第2回岸田演劇賞受賞。のちに、昭和...
ドブリチ【Dobrich/Добрич】
ブルガリア北東部の都市。15世紀にトルコ人商人ハジオウル=バザルジークの名を冠した集落が築かれ、交易の拠点になった。17世紀から19世紀にかけて、手工業で発展。オスマン帝国からの独立後、ドブリチ...
さんしゅ‐の‐じんぎ【三種の神器】
1 歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)(草薙剣(くさなぎのつるぎ))・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。みくさの...
とび‐お・りる【飛(び)降りる/飛(び)下りる】
[動ラ上一][文]とびお・る[ラ上二] 1 高い所から身をおどらせておりる。「二階から—・りる」 2 走っている乗り物から飛んでおりる。「汽車から—・りる」
トロイア【Troia/Τροία】
トルコ西部にある古代都市の遺跡。小アジア半島(アナトリア)の北西端、エーゲ海から内陸へ約5キロメートル、ヒッサリクの丘に位置する。紀元前3000年頃から集落ができ、紀元前2500年から前2000...
さんごくし【三国志】
中国の二十四史の一。魏(ぎ)・呉・蜀(しょく)三国の歴史を記した書。西晋の陳寿の撰。魏志30巻・呉志20巻・蜀志15巻の65巻からなる。魏志の「東夷伝倭人の条」(魏志倭人伝)は3世紀ごろの日本...
サフランボル【Safranbolu】
トルコ北部の小都市。黒海から約50キロメートル離れた山々に囲まれた谷間に位置する。名称は、古くからサフランの集散地として知られたことに由来する。オスマン帝国時代の14世紀から17世紀にかけて、東...