かん‐やく【管鑰/管籥】
1 鍵(かぎ)。「守城長曰く、『僕其—を司れり』」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 竹笛。「—の声、…欣欣然と悦びて」〈浄・蝉丸〉
かん‐やく【関鑰/関鎰】
1 門のかんぬきと鍵。門戸の戸締まり。 2 出入りの要所。また、物事の重要なところ。かなめ。「君府は実に欧亜の—世界の咽喉なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐やく【簡約】
[名・形動](スル)文章・話の内容などを手短に要領よくまとめること。また、そのさま。「初心者向けの—な仕様書」「名作を—した全集」
かん‐やく【監訳】
[名](スル)翻訳されたものを、監修すること。
かん‐やどり【神宿り】
《武神である八幡神の宿る所の意》兜(かぶと)の頂。八幡座(はちまんざ)。
かんやひょうばいてつ‐コンス【漢冶萍煤鉄公司】
中国にあった製鉄会社。清末の1907年に、漢陽製鉄所・大冶鉄山・萍郷炭鉱が合併して創立。日本へ大量の鉄鉱石を供給した。現在の華中鋼鉄公司大冶鋼廠にあたる。
かん‐ゆ【肝油】
タラ・サメなどの新鮮な肝臓からとった、黄色の脂肪油。ビタミンA・Dに富む。
かん‐ゆ【乾油】
⇒乾性油(かんせいゆ)
かん‐ゆ【換喩】
比喩法の一。ある事物を表すのに、それと深い関係のある事物で置き換える法。「青い目」で「西洋人」を、「鳥居」で「神社」を表す類。メトニミー。
かん‐ゆう【奸雄/姦雄】
悪知恵を働かせて英雄となった人。奸知にたけた英雄。