きかしゅう【紀家集】
平安前期の漢詩文集。紀長谷雄著。延喜19年(919)、大江朝綱が第14巻を書写したことが知られる。
きか‐しょくぶつ【帰化植物】
植物が自生地から他地域に移され、野生化して繁殖するようになったもの。日本ではブタクサ・ヒメジョオン・シロツメクサなど。
きか‐じん【帰化人】
帰化によってその国の国籍を得た人。
きか・す【利かす】
[動サ五(四)]「利かせる」に同じ。「わさびを—・す」
[動サ下二]「き(利)かせる」の文語形。
きか・す【聞かす】
[動サ五(四)]「聞かせる」に同じ。「おもしろい話を—・そう」
[動サ下二]「き(聞)かせる」の文語形。
きか◦す【聞かす】
[連語]《「す」は尊敬の助動詞》お聞きになる。きこす。「高志(こし)の国に賢(さか)し女(め)を有りと—◦して」〈記・上・歌謡〉
きか‐すうれつ【幾何数列】
⇒等比(とうひ)数列
きかずざとう【不聞座頭】
狂言。和泉(いずみ)流では「不見不聞(みずきかず)」。留守を頼まれた耳の不自由な太郎冠者と盲目の菊都(きくいち)が、それぞれの弱点につけこんで、なぶり合う。
きか‐せい【帰家性】
⇒帰巣性(きそうせい)
きか・せる【利かせる/効かせる】
[動サ下一][文]きか・す[サ下二] 1 効き目があるようにする。「シーツにのりを—・せる」「顔を—・せて特別に配慮してもらう」「にらみを—・せる」 2 機敏に心を働かせる。「気を—・せて準備し...