きつね‐び【狐火】
《狐の口から吐き出された火という俗説から》 1 闇夜に山野などで光って見える燐火(りんか)。鬼火。また、光の異常屈折によるという。狐の提灯(ちょうちん)。《季 冬》「—や髑髏(どくろ)に雨のた...
きつね‐びより【狐日和】
照っているかと思えば雨が降ったりするような天気。
きつね‐ふく【狐福】
《「きつねぶく」とも》思いがけないしあわせ。僥倖(ぎょうこう)。「大黒殿の袋を拾ふか、—ならん」〈浮・二十不孝・三〉
きつね‐まど【狐窓】
屋根や破風(はふ)下などに設けた、狐格子(きつねごうし)を入れた通風・排気・採光用の窓。開閉式と固定式がある。狭窓(さまど)。
きつね‐めし【狐飯】
味付けした油揚げを刻んでまぜ合わせた飯。
きつねものがたり【狐物語】
《原題、(フランス)Roman de Renart》12世紀後半から13世紀半ばにかけて書き継がれた、フランスの韻文物語。ルナールという狐を主人公にした動物説話集。
きつね‐わな【狐罠】
狐を捕らえるためのわな。《季 冬》
狐(きつね)を馬(うま)に乗(の)せたよう
落ち着きのないこと。また、いいかげんで信用できないこと。