きゅう‐り【窮理/究理】
1 物事の道理・法則を明らかにすること。「小力を合(がっ)して大力とするの—」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 朱子学における学問修養の中心課題の一。広く事物の道理をきわめ、正確な知識を獲得することで、そ...
きゅうり‐うお【胡瓜魚】
サケ目キュウリウオ科の海水魚。全長約25センチ。シシャモに似るが、歯が大きい。キュウリに似たにおいがある。北海道以北に分布。春、産卵のため川を上り、夏、稚魚は海へ入る。食用。
きゅうり‐がく【窮理学】
1 江戸後期から明治初期にかけて、西洋流の学問一般、特に物理学をさした語。 2 朱子学。程朱学。
きゅうり‐きのう【旧里帰農】
⇒人返(ひとがえ)し2
きゅうり‐ぐさ【胡瓜草】
ムラサキ科の一・二年草。野原や道端に生え、高さ10〜30センチ。葉は長楕円形で、もむとキュウリのにおいがする。春、茎の上部に、多数のるり色の小花をつける。たびらこ。
きゅうりずかい【窮理図解】
物理学書。3巻。福沢諭吉著。慶応4年(1868)刊。英米の書物を参考に、自然現象を通俗的に解説したもの。
きゅうりつう【窮理通】
江戸後期の物理学書。8巻。帆足万里(ほあしばんり)著。天保7年(1836)成立、安政3年(1856)一部刊。西洋の物理学書を参考に、暦法・地球・引力・大気・生物などを論じたもの。
きゅうりづかい【胡瓜遣】
滑稽本。2冊。仮名垣魯文(かながきろぶん)著。明治5年(1872)刊。「窮理図解(きゅうりずかい)」をもじり、開化期の世相を描く。
きゅうり‐もみ【胡瓜揉み】
キュウリの薄切りを塩でもみ、三杯酢などであえた料理。《季 夏》
きゅう‐りゅう【九流】
中国、戦国時代に興った九つの学派。儒家・道家・陰陽家・法家・名家・墨家・縦横家・雑家・農家をいう。九家。九学派。