きれ‐もの【切れ者】
1 頭の回転が速く、物事をてきぱきと処理する才能のある人。敏腕家。やり手。「社内きっての—」 2 「切り人(びと)」に同じ。「今内務の—の白井なんかひどいそうです」〈蘆花・黒潮〉
き・れる【切れる】
[動ラ下一][文]き・る[ラ下二] 1 力が加わって、ひと続きのもの、つながっているものなどが分かれる。「ひもが—・れる」「緊張の糸が—・れる」 2 傷ついたり、裂け目ができたりする。「ひびが—...
き・れる【着れる】
[動ラ下一]着ることができる。上一段活用の「き(着)る」を可能動詞化したもの。「きられる」(「きる」の未然形+可能の助動詞「られる」)が本来の言い方。
き‐れん【起聯】
律詩の第1・第2の2句。首聯。→律詩
きれん‐ざん【祁連山】
中国の青海省と甘粛省との境界にある山。祁連山脈の主峰で、酒泉の南方に位置し、標高5547メートル。漢・魏時代に漢を攻める匈奴(きょうど)の基地であった。チーリエンシャン。
き‐れんじゃく【黄連雀】
レンジャク科の鳥。全長約20センチ。全身ぶどう色で、尾端と翼の先が黄色。冠羽がある。北半球の北部で繁殖し冬は南部へ渡る。日本では冬鳥として渡来、群れでヤドリギなどの実を食べる。《季 秋》
キレート【chelate】
《カニのはさみの意》「キレート化合物」の略。
キレート‐かごうぶつ【キレート化合物】
中心の金属イオンを挟むような形で、イオンや分子が配位結合している化合物。このときのキレート配位子をキレート剤といい、環構造をなすのでキレート環という。オキシヘモグロビン・コバラミン・クロロフィル...
キレート‐かん【キレート環】
⇒キレート化合物
キレート‐さくたい【キレート錯体】
⇒キレート化合物