ぎしり
[副] 1 物がきしんで鳴る、重く低い感じの音を表す語。「—と床が鳴る」 2 すきまなく詰まるさま。ぎっちり。ぎっしり。「すずみ台— —と人がふえ」〈柳多留・六〉
むん‐む
[副](多く「と」を付けて用いる) 1 「むんむん」に同じ。「ギッシリ詰められると—として閉口する」〈魯庵・社会百面相〉 2 煙などのたちこめるさま。「—と舞いあがる埃の中で」〈中勘助・銀の匙〉
こず・む【偏む】
[動マ五(四)] 1 筋肉がかたくなる。凝る。「首筋が—・む」 2 心が重くなる。気がめいる。「墓まいりって奴は…一人や二人だとわるく料簡が—・んでいけねえ」〈万太郎・春泥〉 3 競馬で、肩の筋...
コンパクション【compaction】
ぎっしり詰め込んだ状態。また、圧縮すること。
こ・い【濃い】
[形][文]こ・し[ク] 1 色合いが強い。「墨が—・い」「—・い藍(あい)染め」⇔薄い/淡い。 2 においや味などが強い。「塩味が—・い」「百合の—・い香り」⇔薄い/淡い。 3 液体の中に溶け...
つ・める【詰める】
[動マ下一][文]つ・む[マ下二] 1 容器などに物を入れていっぱいにする。ぎっしり入れてすきまがないようにする。「衣装を—・めた鞄(かばん)」「料理を重箱に—・める」 2 穴やすきまに物を入れ...
ぎっちり
[副]「ぎっしり」に同じ。「かばんに—(と)詰め込む」
しみみ‐に【茂みみに】
[副]密に。ぎっしりと。「忘れ草垣も—植ゑたれど」〈万・三〇六二〉
軒(のき)を並(なら)・べる
軒を接して多くの家がぎっしりと立ち並んでいる。軒を連ねる。「参道には土産物屋が—・べている」
みっ‐しゅう【密集】
[名](スル)すきまもないほどぎっしりと集まること。「人家が—した地域」