まつ‐むし【松虫】
1 直翅(ちょくし)目マツムシ科の昆虫。コオロギ類の一種。体長2センチくらい、淡褐色で、触角が長い。雌は錐(きり)状の長い産卵管をもつ。雄は発音器のある幅広い翅(はね)をもち、ススキなどの根際で...
まつも‐むし【松藻虫】
半翅(はんし)目マツモムシ科の昆虫。体長13ミリくらい。池沼にすみ、体は背面が盛り上がって流線形をし、灰黄色に黒色紋があり、水中では微毛のため銀色に光る。後脚は長くオール状。あおむけになって泳ぎ...
まつば‐がに【松葉蟹】
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。 2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地...
まつ‐かれは【松枯葉蛾】
カレハガ科のガ。雌は翅(はね)の開張8センチくらいあり、暗褐色で白い横線をもつものが多い。雄は小形で赤褐色や黒褐色・灰褐色など変異がある。夏に発生し、灯火に飛来する。幼虫は松の大害虫で、松毛虫と...
まつのまだら‐かみきり【松の斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長3センチくらい。前翅(まえばね)に黒と白の斑がある。成虫は5〜9月に出現し、松の枯れ枝に産卵。幼虫は松の材部を食害する。また成虫はマツノザイセンチュウを媒介。本州以南に分布。
マイクロ‐エルイーディー‐ディスプレー【マイクロLEDディスプレー】
《micro LED display》赤・緑・青の極小のLED(発光ダイオード)を敷き詰めたディスプレー。バックライトにLEDを使用する液晶ディスプレーと異なり、RGBに対応するLEDが自発光す...
ほんそめわけ‐べら【本染分遍羅】
ベラ科の海水魚。全長12センチくらいで、目を通って体側を黒い線が走り、尾にかけて幅広になる。クエなど大形魚の口中にいる寄生虫を食べる。名は、細染分(ほそそめわけ)の音変化による。ちごべら。
ポチョムキン‐の‐かいだん【ポチョムキンの階段】
《Pot'omkins'ki Skhody/Потьомкінські сходи》ウクライナ南部の都市オデーサの港付近にある階段。1905年の第一次ロシア革命の最中に起きたポチョムキン号の反乱...
ホメリ【Homiel/Гомель】
ベラルーシ南東部、ホメリ州の都市。同州の州都。ロシア語名ゴメリ。ウクライナとの国境近く、ドニエプル川の支流ソジ川沿いに位置する。12世紀以来の歴史があり、リトアニア領、ポーランド領を経て、18世...
ほととぎす【時鳥/子規/杜鵑/不如帰/郭公】
[名] 1 カッコウ科の鳥。全長28センチくらい。全体に灰色で、胸から腹に横斑がある。アジア東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本には初夏に渡来。キョキョキョと鋭く鳴き、「てっぺんかけたか」...