くろ‐は【黒羽】
1 黒い鳥の羽。 2 鷲(わし)の黒い羽で作った矢。「—、白羽、染羽、色々の矢ども」〈義経記・八〉
くろ‐はえ【黒南風】
梅雨の初めに吹く南風。《季 夏》「沖通る帆に—の鴎(かもめ)群る/蛇笏」→白南風(しらはえ)
くろ‐はち【黒八】
「黒八丈(くろはちじょう)」の略。
くろ‐はちじょう【黒八丈】
黒色で、織り目を横に高くした絹織物。半襟・袖口などに用いる。初め、八丈島で織ったのでこの名がある。東京都あきる野市五日市の特産。黒八。
くろ‐はつ【黒初】
ベニタケ科のキノコ。夏から秋にかけて、日本各地の雑木林に生える。傘は丸く、初め白いが次第に黒褐色となる。肉は白く、傷つけると黒変する。