ささ‐め・く
[動カ五(四)] 1 ひそひそと話す。ささやく。「かの人々笑はせよと—・き給ふをも知らで」〈落窪・二〉 2 さやさやとかすかに音を立てる。「竹のありける所にて風の吹くに、いみじう—・きければ」〈...
ざい‐たい【罪体】
犯罪が行われた物体。殺人罪における死体、放火罪における焼失した家屋など。
さし‐いれ【差(し)入れ】
[名](スル) 1 中へ入れること。「—口」 2 刑務所・拘置所や警察の留置施設に収容されている者に、外部から日用品などを届けること。また、その品。 3 慰労や激励などのため、飲食物などを届ける...
ささ‐わ・く【笹分く】
[動カ下二]笹の生えている間を押し分ける。「秋の野に—・けし朝の袖よりも逢はで来し夜ぞひちまさりける」〈古今・恋三〉
ざいむ‐しょひょう【財務諸表】
企業が株主・債権者・税務当局など利害関係者に対し、一定期間における経営成績および一定時点における財政状態などを報告するために作成する計算書類。貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)・キャッシ...
さいしょうさよう‐の‐げんり【最小作用の原理】
物理学における基本原理の一つ。ある系における物体の運動は、作用量という物理量を最小とする経路に沿うというもの。ラグランジュが考案した変分法を適用することによって、物体の運動を記述する運動方程式が...
さし‐つ・む【差し詰む】
[動マ下二] 1 せっぱつまった状態になる。思いつめる。「大神宮の仰せと思ひ候はんずるなりと—・めて仰せられたりける度」〈愚管抄・四〉 2 矢を次々につがえる。「—・めて思ふ様に射けるに」〈太平...
コンタミネーション【contamination】
1 意味の似た二つの語や句が部分的にまざり合って、新しい語や句ができること。「とらえる」と「つかまえる」から「とらまえる」が、「やぶる」と「さく」から「やぶく」ができる類。混交。混成。 2 化学...
さ【佐】
[音]サ(呉)(漢) [訓]たすける すけ [学習漢字]4年 1 わきで支え助ける。「佐幕/王佐・補佐」 2 将校の階級の一。「佐官/大佐」 3 佐渡(さど)国。「佐州/越佐」 [名のり]たすく・よし
こん‐まけ【根負け】
[名](スル)物事をなしつづける気力がなくなること。相手の根気に負けること。「粘り強さに—する」