さか‐うま【逆馬】
1 馬に後ろ向きに乗ること。「敵に後ろを見えじとや思ひけん、玄光は—に乗ってぞはせたりける」〈平治・下〉 2 意に反して逆の成り行きになること。「叩き出せぶち出せと、いふ程—横車」〈浄・仏御前〉...
さか‐ばち【逆罰】
理不尽なことを神仏に願って、かえって罰を受けること。また、その罰。「—当たるは、そりゃ眼前(がんぜん)」〈伎・四谷怪談〉
さがのせき‐はんとう【佐賀関半島】
大分県東部の、西に別府湾、東に臼杵(うすき)湾を分ける半島。豊予海峡を隔てて四国の佐田岬半島と対する。
ざ‐がね【座金】
1 ボルトを締めるとき、ナットの下に挟む薄い金属板。ゆるみ止めや材料表面の保護のために用いる。ワッシャー。 2 鋲(びょう)を打つ際に鋲頭を受ける金物。花形にして装飾とし、長押(なげし)などに打...
さか‐うらみ【逆恨み】
[名](スル) 1 こちらが恨みに思っていいはずの人から逆に恨まれること。「—を受けるいわれはない」 2 人の好意を曲解して、逆に恨むこと。また、筋違いなことを理由に人を恨むこと。「親切のつもり...
さか‐いり【酒煎り】
酒を少量用いて材料をいりつけ、酒の香りをつけること。エビ・貝・イカ・ぎんなんなどの下処理として行う。
さいれ‐ことば【さ入れ言葉】
不要な「さ」を入れた表現。「使いに行かさせる」「休まさせていただく」のように、助動詞「せる」を用いるべきところで「させる」を用いるなど。文法的には破格。さ入れ表現。 [補説]助動詞「せる」は五段...
サイレント‐マジョリティー【silent majority】
声高に自分の政治的意見を唱えることをしない一般大衆。物言わぬ大衆。声なき声。⇔ボーカルマイノリティー。 [補説]米国大統領ニクソンが演説で使用した語。政策に対し一部に反対意見があっても、意思表示...
さい‐れつ【細裂】
[名](スル)紙や布などを細かくさくこと。また、細かくさけること。「—している葉」
さえ◦ない【冴えない】
[連語]《動詞「さえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ぱっとせず、面白みに欠ける。また、満足できない。気がめいる。「—◦ない生活」「表情が—◦ない」→冴える7