けん‐なん【険難/嶮難】
[名・形動] 1 道などが非常にけわしく、通過するのに困難なこと。また、そのさま。「—な箇所」「—の道」 2 苦しみ悩むこと。また、そのさま。苦難。「—をしのぐ」
けん‐なん【県南】
県の南部地域をさしていう語。
権(けん)に借(か)・る
権威としてたのむ。権力をかさにきる。「大勢(おほぜい)の子持ちを—・って、内の事は一葉(ひとっぱ)も構はねえ」〈滑・浮世風呂・二〉
けん‐にち【嫌日】
日本や日本人を嫌うこと。「—家」→反日 →親日
けん‐にょ【懸念】
《「けんね(懸念)」の音変化》気がかり。心配。「はったとにらむ顔つきは、—もなげにしらじらし」〈浄・曽根崎〉
けん‐にょう【検尿】
[名](スル)病気の有無や病状などを知るために、尿を検査すること。
懸念(けんにょ)もな・い
1 思いがけない。意外である。「負けることは—・いこと」〈浄・太功記〉 2 そ知らぬふりをしている。平気なさまでいる。「入り乱れて、もみにもみしが、女は—・い顔」〈浮・三所世帯・中〉
けんにん【建仁】
鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1201年2月13日〜1204年2月20日。
けん‐にん【兼任】
[名](スル)一人で二つ以上の職務を兼ねること。兼務。「首相が外相を—する」⇔専任。
けん‐にん【堅忍】
[名](スル)つらいことによく耐え忍ぶこと。我慢強くこらえること。「—し、励精し、以て人生の嶮山を越えしむるは」〈透谷・泣かん乎笑はん乎〉