けつ‐げ【結解】
1 仏語。煩悩(ぼんのう)に縛られて自由でないことと、悟りを得て煩悩を脱すること。 2 《「けっけ」とも》しめくくりの勘定。決算。〈日葡〉
けつ‐げき【穴隙】
あな。すきま。
穴隙(けつげき)を鑽(き)・る
《「孟子」滕文公下から。垣などに穴をあけてこっそりのぞく意》男女がひそかに情を通じる。「—・りて密会する男女」〈逍遥・小説神髄〉
けつ‐ご【結語】
文章や話などの結びの言葉。
けつ‐ご【歇後】
ある語句の後半を省略して、前半でその語句全体の意味をもたせること。「論語」為政の「友二于兄弟一」に基づいて、「友于(ゆうう)」だけで兄弟が仲よくする意に用いる類。
けつ‐ごう【欠号】
雑誌などの定期刊行物で、ある号が欠けていること。また、その号。
けつ‐ごう【結合】
[名](スル)二つ以上のものが結びついて一つになること。また、結び合わせて一つにすること。「原子が—して分子になる」
けつごう‐エネルギー【結合エネルギー】
分子や原子核など2個以上の粒子が互いに結びついているとき、結合を切ってばらばらにするために必要なエネルギー。
けつごう‐おん【結合音】
振動数の異なる2音が同時に響くときに派生的に生じる音。周波数は各純音の周波数の整数倍の和または差になる。
けつごう‐かく【結合角】
一つの原子が共有結合・配位結合・水素結合などで二つの原子と結ばれるときの、それぞれの原子間を結ぶ直線の成す角。原子価角。