けなし‐やま【毛無山】
山梨県南部・静岡県北部の県境にある山。天子山地の最高峰で、標高1964メートル。山腹に武田信玄が採掘した中山金山の遺跡がある。南麓に朝霧高原が広がり、富士山の眺望がよい。
けな・す【貶す】
[動サ五(四)]ことさらに悪い点を取り上げて非難する。くさす。「他人の作品を—・す」「口で—・して心で褒める」 [可能]けなせる
ケナフ【kenaf】
アオイ科の一年草。高さ3〜5メートルに達し、葉は掌状で長い柄がある。花は淡黄白色。インド・アフリカの原産。茎から黄麻(ツナソ)に似た繊維がとれ、綱・魚網・袋などの材料にする。洋麻。
け‐なみ【毛並(み)】
1 動物の毛の生えそろっているぐあい。「—の美しい馬」 2 種類。質。また、俗に、血筋・家柄。「—がいい」
け‐なら・ぶ【日並ぶ】
[動バ下二]日数を重ねる。いく日も費やす。「馬ないたく打ちてな行きそ—・べて見てもわが行く志賀にあらなくに」〈万・二六三〉
け・なり【異なり】
[形動ナリ]⇒け(異)
けなり・い【異なりい】
[形]《形容動詞「け(異)なり」の形容詞化。中世・近世語》そうありたく思うさま。うらやましい。「みなみなの鞠(まり)の音を聞けば、—・い程に」〈虎明狂・鞠座頭〉
けなり‐が・る【異なりがる】
[動ラ四]《形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの》うらやましく思う。「芸子に目をつかはせ、下なる見物に—・らせける」〈浮・胸算用・三〉
け‐に【化尼】
仏・菩薩(ぼさつ)などが尼の姿になってこの世に現れたもの。「化人(けにん)の女忽ちに来りて、—に、糸すでに調(ととの)ほれりやと問ふ」〈著聞集・二〉
け‐に【異に】
[形動]⇒け(異)