けん‐よう【顕揚】
[名](スル)世間に威光や評判などを広め高めること。「ここが洛北の名勝地であることを—したい」〈谷崎・乳野物語〉
けんよう‐しゅ【兼用種】
二つ以上の利用価値をもつ家禽(かきん)・家畜の品種。鶏では卵肉兼用のプリマスロック、牛では乳肉兼用のブラウンスイスなど。
けんよう‐すい【懸壅垂】
⇒口蓋垂(こうがいすい)
けんよう‐どうぶつ【牽用動物】
耕作用具や車などを引かせるための動物。牛・馬・犬などの類。
けん‐よく【謙抑】
[名](スル)へりくだって控えめにすること。
権輿(けんよ)もな・い
何も心配しないで、けろりとしているさま。気にしない。「おせさ、よいさ、と唄へど—・い顔して居る」〈浮・一代男・四〉
けん‐らん【検卵】
[名](スル)孵化(ふか)中の鶏などの卵を透視して、無精卵など不良なものは取り除くこと。
けん‐らん【賢覧】
相手が見ることを敬っていう語。高覧。「内容見本を—に呈します」
けん‐らん【絢爛】
[形動][文][ナリ] 1 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華—」 2 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙(ごい)や凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。「口を...
けんらんたるかげえ【絢爛たる影絵】
高橋治によるノンフィクションノベル。小津安二郎ゆかりの人々へのインタビューに基づく3部構成の随筆に、短編フィクション作品「幻のシンガポール」を加え、昭和57年(1982)刊行。