こいねがわく‐は【乞い願わくは/希わくは/冀わくは/庶幾わくは】
[副]《「こひねがふ」のク語法に係助詞「は」の付いた語》ある事を強く希望する気持ちを表す。切に望むことは。なにとぞ。どうか。「—御加護を給わらんことを」
こい‐ねこ【恋猫】
さかりのついた猫。《季 春》「—の恋する猫で押し通す/耕衣」
こい‐ねず【濃い鼠】
濃いねずみ色。
コイネー【(ギリシャ)koinē】
《共通の、の意》紀元前4世紀後半、アッティカ方言にイオニア方言の要素が加わって形成された古代ギリシャ語。アレクサンドロスの遠征を契機に東方世界に広がり、広大な地域で話された。1世紀後半に記された...
こいのいるむら【鯉のいる村】
岩崎京子の児童文学作品。昭和44年(1969)刊行。昭和45年(1970)、第8回野間児童文芸賞、第21回芸術選奨文部大臣賞受賞。昭和46年(1971)、神山征二郎監督により映画化。
こい‐の‐うた【恋の歌】
1 「恋歌(こいうた)」に同じ。 2 古今和歌集以後の歌集の部立ての一。恋愛の歌を集めた部分。また、その部分の歌。
こいのおうえんだんちょう【恋の応援団長】
井上梅次監督・脚本による映画の題名。昭和27年(1952)公開。井上の初監督作。出演、小林桂樹、若山セツ子、関千恵子ほか。
こい‐の‐おもに【恋の重荷】
恋のせつなさや苦しさに心を労することをたとえていう語。「—といふことがあるほどに」〈虎清狂・文荷〉 [補説]曲名別項。→恋重荷
こいのおもに【恋重荷】
謡曲。四番目物。世阿弥作。女御が自分を恋する庭守の老人に、重荷を持って歩いたら姿を見せようと伝えるが、老人は果たせずに死に、亡霊となって現れる。古曲「綾の太鼓」の改作。
こい‐の‐く【恋の句】
連歌・連句で、恋を詠み込んだ句。特に付句についていい、連句の中で変化をつける働きをする句。